向日市
京都市に隣接し、西日本で一番小さい市ながら豊かな自然や歴史名所などの見どころが詰まっている向日市では、重要文化財を有する向日神社内にて、地域の歴史や風土等を題材としたデジタルアート作品を展示。光や映像、サウンドを用いたデジタルアートによる空間演出によって、参道から境内のあらゆる場所で、幻想的な世界を感じることができました。
向日神社 参道Muko Shrine Approach
《Altered Perspectives 2022》
音楽家・原摩利彦とプログラマー・白木良によるオーディオビジュアルインスタレーション。この土地をあらゆる方向から見つめ直し、土地に由来するデータとフィールドレコーディングに想像力を加え、プログラミングを用いた映像・音響表現で参道にもうひとつの空間を描き出すことを試みた。
京都大学教育学部卒業。ピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。アルバム《PASSION》を発表。野田秀樹《フェイクスピア》やダミアン・ジャレ+名和晃平《VESSEL》などの舞台作品、映画《流浪の月》(監督:李相日)の音楽を手がける。令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。
京都を拠点に自作のソフトウェアを用いた映像、音響、建築などジャンルを横断した制作活動をおこなう。アーティスト・コレクティブDumb Typeに参加。高谷史郎、池田亮司、名和晃平をはじめとした多くのアーティストの作品制作にも携わる。
向日神社本殿裏
石舞台Muko Shrine Ishibutai behind the main shrine
《Scatteredscapes》
対象物と観察者を光が繋ぐことで初めて『視る』という行為は可能になる。
制御された多数の鏡で構成された光学装置により、鎮守の森の風景は離散化し、変容していく。
京都を中心に活動する実験者集団。プロジェクトごとに異なるメンバーが集まり、新たな表現の模索を行う。近年は照明やプロジェクターなどの光を用いた作品制作を多く行っている。他に、音楽イベントINTER+(2019)主催や音楽アーティストの配信やMVの演出を行う。
向日神社
舞楽殿横Muko Shrine beside Bugakuden
《Sanctuary》
Corey FullerとSynichi Yamamotoのコラボレーションで発表してきた3つのアンビエントインスタレーションシリーズのひとつ。
移り変わる映像が干渉して生み出す一期一会の風景のオーディオビジュアル作品。
映像システムサポート:株式会社シーマ
アメリカ生まれ日本育ちのサウンドアーティスト。ソロ名義のほか、ILLUHA、OHIO名義、坂本龍一、Taylor Deupree、Richard Skeltonなどとコラボレーションも重ね、数々のアルバムをリリース。アルバム作品のみならずマルチメディア作品も多数発表しており、ボーダーレスに活動の場を広げている。
90年代からメディアアーティスト ビデオアーティストとして活動。近年は科学概念や哲学の可視化などをテーマに空間的な映像作品を発表。17年からは、MUTEK.JPとライブだけでなく、XR、空間インスタレーション、などでもコラボレーション。また一方、21年に手がけた「新宿東口の猫」では独特のユーモアで国内外で多くの反響を得た。
向日市内のアクセス
- 向日神社
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西向日駅から徒歩…10分
電車でのアクセス
公共交通機関をご利用ください。
向日アートプロジェクト実行委員会事務局(京都府文化スポーツ部文化芸術課内)
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
向日アートプロジェクト実行委員会